2020-05-19 第201回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
仮に敷地内に保管されているこの処理済みの汚染水を一年間で全部海洋放出をしても、科学的な数値によれば、近隣住民の方々の被曝は、自然界から受ける年間放射線量の二・一ミリシーベルトの千分の一以下。仮に一年間で全部放出したって、普通に生活しているときに私たちが受けている放射線量の千分の一以下というのが科学的なファクトなんですね。
仮に敷地内に保管されているこの処理済みの汚染水を一年間で全部海洋放出をしても、科学的な数値によれば、近隣住民の方々の被曝は、自然界から受ける年間放射線量の二・一ミリシーベルトの千分の一以下。仮に一年間で全部放出したって、普通に生活しているときに私たちが受けている放射線量の千分の一以下というのが科学的なファクトなんですね。
年間放射線量が二十ミリシーベルト以下になったら帰還宣言できると政府は言うんだけれども、うちの町はどこで宣言したらいいかわからない、十ミリシーベルトなのか、五ミリシーベルトなのか、一ミリシーベルトなのか、そういう不安を町長がそれぞれ言っていましたよ。
○副大臣(浜田昌良君) 堀内委員より御質問いただきました南相馬市でございますが、事故後四つの地域に区分けされておりまして、御指摘いただきましたように、第一原発から二十キロ圏内が警戒区域、二十キロから三十キロの間が緊急時避難準備区域、そして三十キロ以上が避難指示等がされない区域と、これは距離でございますけれども、それ以外に年間放射線量が二十ミリシーベルト以上と推計される地域については計画的避難区域と、
百ミリが十キロのところはどこだという地図はあるんですけれども、そもそも敷地境界では幾らであったかというのが示されておりませんから、これを伺っておきたいのと、そこでの累積の年間放射線量は幾らになるのか。 福島では、昨年四月一日からことし三月三十一日までで最大で九百五十六ミリシーベルト。
一部、飯舘村には年間放射線量で五十ミリを超える部分があるものですから、そこは非常に悩ましいんですが、そこも含めて、高いところからやることによってより効果的な除染の方法があり得るというふうに思っておりますので、現在、飯舘村とはそういう計画を一緒に作っている最中でございます。一致ができれば、その方向で、できるだけ早い段階で面的な除染に入りたいと考えているところでございます。
○細野国務大臣 全て世界じゅうの状況について把握をしているわけではありませんけれども、年間放射線量でいうと二十ミリをはるかに超える線量のところで実際に居住をしている地域というのは、幾つかの国にはございます。ですから、それは、一律に危ない、危険ということではなくて、そのところどころの状況に応じて、言うならば適応する形で住んでおられる方々はいらっしゃるというふうには承知をしております。
これは年間放射線量に計算しますと、ICRPで勧告している年間放射線量被曝の三倍になるんですね。これは私が住んでいる地域ですよ。福島のことじゃないんです。 しかも、要するにそこはコンクリートの駐車場に建物からそのまま雨どいを伝わって水が流れているところなんですね。では、そのコンクリートを剥がせと言っても、大変な工事になりますし、さらに、剥がしたそのコンクリートを持っていく先がないですよね。
それ以下については、疫学的には確認をできておりませんが、ICRPの考え方に基づいて、できるだけ低いレベルまで下げていくべきだという考え方に基づいて、避難区域の解除などについては年間二十ミリシーベルト、現実的には非常に保守的な基準でつくっておりますので、そういった地域で生活される方は大体五ミリシーベルトぐらいの年間放射線量ということになろうかと思いますが、そこに線を引かせていただいております。
質疑は、このほか、補正予算に関する三党合意の内容、仮設住宅の早期整備、復興ビジョン策定への住民参加、義援金の配分状況、被災者の二重債務問題、復興に向けた法整備と組織の在り方、原発事故への対応、原発事故被害への補償問題、食品の出荷及び摂取制限の在り方、学校の年間放射線量基準の見直し、再生可能エネルギー導入の促進など多岐にわたりましたが、その詳細は会議録によって御承知願いたいと存じます。